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12月より始まる保険証の変更ですが、いくつかの誤認がありますのでまとめました。

① 従来の紙の保険証は使えなくなる?→有効期限内の使用は出来ます。

② 今後マイナ保険証でないと保険治療は受けられない?→資格確認書で受診可能

※資格確認書とは新たな保険制度ではなく、保険証の代わりになるものです。

つまり12月から変わる事は…。

①従来の紙の保険証は有効期限内の使用は可能で廃止ではない

②来年より発行される保険証は資格確認書と名称が変わるだけ。


ということです。但し、今後はマイナ保険証への移行が進められるものと思われますので、お早めにマイナ保険証への移行をオススメします。

また詳しい内容については、お住まいの地域にある各市役所または区役所(保険年金課)にお問い合わせください。

いんちょーまんが更新しました。今回が最終話になります。また別名義になりますが長編漫画を執筆したいと思っております。今後は健康、地域の情報等を中心に配信したいと思いますので宜しくお願い申し上げます。

長い間お付き合いいただき誠にありがとうございました。


昔のカラオケ

昭和時代に誕生したカラオケ。昔は宴会場やスナックが主流でした。その後カラオケスタジオなどがヒットし、今では家庭でも楽しめる娯楽となりました。


レセプト

昔の保険請求(レセプト)は全て手書きで、とても大変だったみたいです。中には5日連続の不眠不休で作業することも!

レセコン業者さん素晴らしい発明をありがとう♪


屋上ヒーローショー

昭和にデパートの屋上などで行われていた「屋上ヒーローショー」。法律の改正、お客様からの苦情、スポンサーの撤退、コスト問題などで衰退したそうです。


ガンプラ

昭和に一大旋風を巻き起こしたガンプラ!当時は入手困難で中には類似品いわゆるパチモンまで販売されていました。

ガンプラは現在も入手困難みたいですが、昭和の時代は今より入手困難でした。


乾布摩擦

平成時代の中頃まで行われていた乾布摩擦、今も行っている人はいるみたいですが、風邪予防などのエビテンスは無く、学校行事では殆ど見られなくなりました。


スプーン曲げ

昭和のオカルトブームにより流行した超能力、その一つに硬いスプーンを曲げる超能力が流行りました。当時の子供達はとてもピュア(…たぶん馬鹿だったと思う)で、この能力を疑うことは無く信じていました。


リゲイン

昔は不眠不休で働くのが当たり前!と言われる時代でした。そんな人たちの救世主になったのがエナジードリンクのリゲインでした。


いんちょーまんが第4弾更新しました。X(旧Twitter)では既に配信は終わってましたが、

北陸新幹線の敦賀開通、水原一平氏の違法賭博、八代亜紀さんの死去、接骨院のマイナ保険証導入等、多忙だったため更新が遅れました。申し訳ございませんでした。

次号はなるべく早めに更新したいと思いますので、最後までお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。


接骨院の日常・挨拶

職業病みたいな出来事を描きました。接骨院だけじゃなく医療従事者は一度はやらかす失敗談です(>_<)


心霊手術

心霊手術は昭和後期に実際にあった手術で、過去にはツアーが組まれたり映画化までされてました。実際に治ったのか真実は不明です。


観光バス

昔の観光バスは様々な装備がありましたが、道交法の改正や時代の流れにより、現在の安全で、より快適な乗り物に変化しました。


竹とんぼ

今ではあまり見なくなった竹とんぼですが、アイスの棒などでも作れますので是非一度遊んでみて下さい。


長ネギ

ネギにはアリシンという殺菌効果のある物質が含まれています。風邪予防にとても良いので首には巻かずにお料理にお役立て下さい


睡眠学習機

睡眠学習機は昔、少年漫画の広告ページなどによく載っていました。なんだか怪しい商品でしたが使用した友人に聞くと「特に成績は変わらなかった」とのことでした。


敵に勝つ!

昔の運動食は今みたいに計算されたものではなく、ゲン担ぎやご褒美のような食事が多かったです。…しかし絵が似すぎて何か腹立つなぁ~。







~林接骨院からのお知らせ~

林接骨院の年末年始お休みのお知らせです。

12月29日(金)の午後~来年1月3日(水)までお休みさせていただきます。

年末年始は込み合いますので、お早目にご予約をお願いいたします。


いんちょー漫画第三弾更新しました。クリップスタジオを使い、はや4年目ですがマンガ作成方法がようやくわかってきました。(遅すぎる…)

出来栄えは、まだまだですが、温かく見守っていただけると幸いです。

※最新版は毎週金曜日にX(旧Twitter)に記載してます。


コックリさん

コックリさんは明治時代に西洋から伝わった降霊術の一種で、昭和後期に子供達の間で流行しました。しかし、自己暗示による精神の崩壊やノイローゼになる子が続出し、禁止する学校もありました。危険な遊びなので絶対にやらないでください。



紅茶キノコ

紅茶キノコは昭和中頃に大流行した健康法で、腹痛の原因は不衛生な事が原因でした。キチンと衛生管理された物は安全です。現在コンブチャとして販売されてます。



うさぎ跳び

ウサギ跳びは昭和時代を代表するトレーニングでした。しかし、半月板損傷や疲労骨折の原因となったため現在は行われていません。危険な練習なので行わないでください。



ハイテク筆箱

昔は様々な文具がありましたが、高価な為、なかなか手にする事は出来ませんでした。

現在は学校指定の文具以外は持ち込み禁止が多くハイテク筆箱等は自然と衰退しました。



リカちゃん人形

リカちゃんはお人形遊びだけでなく、電話、SNSなどにも派生し日本を代表する玩具でした。近年では大人も遊ぶ玩具として人気を集めています。童心に戻って遊ぶのもいいかも?



ムカデ油

ムカデ油は昔から伝わる民間療法ですが、医学的なエビデンスはありません。しかし、何故か効果アリと言う意見もあります。試す場合は自己責任で♡



作戦ボード

昔、スポーツ現場では、戦術の説明は地面に絵を書き、石をコマ代わりにしてました。現在作戦ボードはホワイトボードから更に進化し、タブレットによる電子方式の説明も増えています。

いんちょー漫画第二弾更新しました。今回は昭和の医学史、生活史の他に接骨院の日常を描きました。前回に比べ画力が少し上がっています。(たぶん…)

温かく見守っていただけると幸いです。

※最新版は毎週金曜日にX(旧Twitter)に記載してます。



かんしゃく玉

かんしゃく玉(クラッカーボール)は比較的安価に手に入り、手頃な遊びでしたが、暴発の危険や使用方法が問題となり、現在では、ほぼ販売されなくなりました。



防災訓練

昔の防災訓練は今とは避難方法がかなり違います。常に最新の防災情報を身に着けておきましょう。



方言

身体の部位名は地方によって様々な呼び方があります。お尻は他にも「しりたぶ」や「けつぼうたん」などもあります。診察の際はご注意ください。



スタイリー

スタイリーは美しいプロポーションと健康が手に入ると流行った健康器具でしたが、使用方法に難があり、多くの人が途中で断念していました。今では見る事がない貴重な健康器具です。



男女交際禁止

男女交際禁止ルールは過去に多くの部活で行われていました。理由としては部活・学業に集中する為や部活を通じて人間形成をすると言った理由が多かったです。

※Google規約違反により修正版を記載しています。( ;∀;)



湿布

手作り湿布は物不足であった戦後の昭和で使用されました。酢の揮発により患部を冷やすので、氷や湿布がない時の緊急時には、ぜひこの方法をご活用下さい。



ぎょう虫検査

ぎょう虫検査は過去に学校健診等で行っていましたが、その後日本の衛生環境が改善され感染率も1%未満になったため現在は廃止されました。

※Google規約違反により修正版で表示しています。(´;ω;`)ウゥゥ

2023年7月よりX(旧Twitter)で、昭和の医学史、生活史を題材とした四コマ漫画「いんちょうまんが」を連載していましたが、度重なる仕様変更で不安定な状態が続く為、こちらでも記載する事にしました。

尚、最新版は従来通り毎週金曜日にX(旧Twitter)に記載します。

1.ぶら下がり健康器

2.赤チン

3.水分補給

4.ゴム跳び

5.接骨院の日常

6.座高検査

7.昔のテレビ

オスグット・シュラッテル病とは膝の下辺りが痛くなる病気で、主に成長期の子供に多い病気です。メカニズムとしては膝蓋骨(膝のお皿)の下に膝蓋靭帯という靭帯があり、その靭帯が脛骨(スネの骨)に付着しています。


その膝蓋靭帯がジャンプをしたり、ランニングなどを繰り返し行うことにより、脛骨が靭帯に引っ張られ炎症を起こし、疼痛、腫れなどが起きます。これは成長期のため骨が完全に骨化していなために骨がダメージを受けるためと言われています。


この傷害は主に成長期、特に急激に成長した男子に多く、運動を盛んに行っているお子さんに多いです。しかし、成長が終わり骨が完全に骨化する成長期の終了には痛みは消失し、運動も普通に可能となります。


また個人差はありますが、膝蓋靭帯の付着部の脛骨粗面と呼ばれる部分が隆起する場合があります。これは成長期が終わり痛みが消失しても隆起部分は消失せず、生涯そのまま残ります。


症状としては以下のような症状があります。



①膝蓋靭帯付着部の脛骨粗面(膝のお皿の下)に痛みがある


②膝蓋靭帯付着部(膝のお皿の下)を押さえると痛い


③走ったり、ジャンプしたとき、あるいは膝を曲げると痛い


④正座したときに脛骨粗面が床にあたって痛みが出る


⑤ひどくなると脛骨粗面周囲が腫れている


治療としては…。



①安静、冷却、圧迫などを行う


②氷のうなどでアイスマッサージ(運動後や痛みが出たときに10~15分程度)


③テーピングやサポーターで膝の保護(膝の伸展位(伸ばした状態)は痛みが出にくいです)


④痛みが強い場合はランニング、スクワット運動などの足を使うトレーニングは中止する


⑤痛みのない範囲で太もものマッサージを行う(大腿四頭筋の弛緩により痛みがやや軽減されます)


また注意点としては、正座やひざまずくのは痛みが出やすいので行わない方がいいです。また全てのトレーニングを中止すると心肺機能や筋力の低下につながりますので、上半身のトレーニングや水治トレーニングに切り替え体力維持を行ってください。


基本的には成長後に痛みが消失するオスグット・シュラッテル病ですが、もし痛みが強かったり、腫れが強い場合はお近くの専門医に受診してください。

肉離れとは筋肉の損傷又は断裂をするケガの事で、主にスポーツのプレー中などで筋肉が急激に収縮された時に起こります。よく起こる部位としては下腿部(ふくらはぎ)や大腿部(太もも)に多く、筋肉のある部位ではどこでも起きます。今回はふくらはぎを例にご紹介したいと思います。


原因としては、ダッシュ走や腕相撲、重いものを持ち上げるなどの急激な運動で起きます。また筋繊維に柔軟性がない人(体が硬い人)、筋肉が硬い(筋肉が疲労状態)などの人たちに多い傾向にあります。


症状としてはストレッチをしたときに痛みがあったり、患部を押さえると痛い、力を入れると痛い、断裂部分がへこんでいる、内出血を伴っているなどの症状があります。また稀に肉離れを起こした瞬間にブチッ!と音が聴こえる事もあります。


また肉離れは痛みや機能障害の程度によってstageⅠ~Ⅲに分けられ、その程度によって損傷の度合い、治療法、治療期間が変わります。


・Ⅰ度 軽度の損傷でわずかな筋肉の損傷、歩行は可能


・Ⅱ度 中等度の損傷で筋肉の1/3以上部分断裂がみられる、やや歩行困難


・Ⅲ度 重度の損傷で筋肉の完全断裂などがみられる。関節を動かす事が不能で歩行不能

※筋肉の傷害は回復に長い時間がかかります。傷害の程度にもよりますが6か月以上症状が残る事もあります


治療としては…。


・Ⅰ度 安静、冷却、圧迫、挙上、固定などの保存療法。主にテーピング、サポーター装着などが多いです


・Ⅱ度 Ⅰ度と同様に安静、冷却、圧迫、挙上、固定などの保存療法。但し固定期間や固定法はⅠ度の場合より強固になります


・Ⅲ度 ギプスによる長期の固定及び断裂部分を縫合する手術療法。ギプス固定による保存療法では数か月間固定することもあります



予防としては…。


① 運動前は準備運動をしっかり行う(特に冬場などの寒い時期は体をしっかり温める)


②ストレッチ運動(硬い筋肉は断裂を起こしやすいので普段から筋肉を柔らかくしておきましょう)


③マッサージ(筋肉を柔らかくする事は筋断裂のリスク軽減につながります。またリラックス効果も期待が出来ます)


④無理をしない事(疲労がたまっている状態や体力に伴っていない運動は肉離れのリスクが高まります。運動をする際には無理をせずに楽しむことを優先しましょう)


⑤アイシング(運動後も肉離れのリスクはありますので、運動後は疲労回復効果も兼ねて15~20分程度の氷のう等でアイシングを行ってください)


注意点としては、ケガよりの復帰後の運動を始めるタイミングとしては、急激に始めるのではなく徐々に運動強度を上げていくようにしてください。いきなり競技復帰するのではなく、まずは軽いウォーキングやストレッチ体操、その後ランニングなどの基礎運動、そして最後に競技復帰するようにしてください。


筋肉を早く使いすぎると治癒が遅れたり、痛みや違和感が残る事があります。またケガをした際の急性期はアルコールや入浴は痛みが増大したり治癒が遅れることがありますので、避けてください。


もし体をきれいにしたいのであれば、ぬれタオルで体を拭く、あるいはぬるめのシャワーを浴びる程度の入浴にしてください。


最後に治療期間ですが部位、損傷範囲、治療法などで治療期間は様々です。近年では治療器の発達により、今までより早く治る場合もあります。林接骨院でもアキュスコープキャリーという機器を導入してから劇的に治療期間が早くなりました。


もしお近くの医院、接骨院で治療を受けられるのであれば、施設の設備、先生の治療実績を基準に選ばれると良いと思います。また肉離れは、初期処置で治療期間が決まってしまいますので、お怪我をされた際は早めに整形外科、外科、接骨院等に受診してください。

近年増え続けている腰痛症。特に最近では若年層でも起きやすい疾患とも言えます。今回は腰痛の原因と予防についてご紹介します。


まず腰部の構造としては骨盤(腸骨+仙骨)の上に脊椎と呼ばれる椎骨があります。椎骨は腰(腰椎)に5個、背中(胸椎)に12個、首(頸椎)に7個存在します。また椎骨と椎骨の間には椎間板と呼ばれる軟骨性の組織があります。


その周囲に靭帯や筋肉などの軟部組織が覆い、全面には胃や腸などの内臓器があり、その間をすり抜けるように血管や神経が通っています。


耐久年数は個人差はありますが、椎間板の老化は20代半ばから始まり、それ以降はどんどん弱くなります。骨の成長も10代~20代がピークで40代から老化が始まります。また筋肉繊維は生活環境の差はありますが、20代がピークでそれ以降は緩やかに減少します。


腰痛を起こす主な原因としては大きく分けて3つあり、運動や日常生活の動作で起こる急性疾患、骨の先天的異常や老化などにより起こる病的疾患、感染症や腫瘍や癌転移などの内科的疾患によるものなどがあります。


これらは治療法が異なるため初期での診断が重要な要素になります。もし腰部に痛みがあった場合は早めの受診をお勧めします。また何らかの理由ですぐに受診できない場合は応急処置ではありますが、以下の事をしてください。


①コルセットなどで腰を固定する。


②冷シップを貼る、熱がある場合氷のうで冷やす(冷やすを重点的に行う事)


③安静にする(出来るだけ動かない、運動は厳禁)


④入浴は避ける(どうしても風呂に入りたい場合はぬるめのシャワー程度で温めない)


⑤出来るだけ横になる(座っていても腰に負荷がかかる為、横になるのがベスト)


⑥アルコールは厳禁(酔うと痛みが紛れるように思われますが、血行が良くなり痛みが増します)


⑦市販薬の痛み止めは出来るだけ飲まない(痛みが止まる事もありますが、重篤な疾患の発見が遅れたり、内臓器由来の腰痛の場合は、かなり危険な状態になりますので医師の指導がない場合は避けてください)


以上が主な応急処置となりなす。但しあくまでも応急処置であって治療ではないので、早めにお近くの整形外科、外科、接骨院等に受診してください。


次に腰痛にならないための予防法ですが、予防法には様々な方法がありますが、今回は一般的な方法をご紹介します。


①筋力UPのトレーニング

腹筋、インナーマッスルの強化などが効果的です。バランスボールを使った運動や上り坂のウォーキング、水中歩行などがオススメです。


②ストレッチ体操

前屈、側屈(体を横に倒す)、股関節の開脚などが効果的です。仕事前や座り仕事なら1時間に一回ぐらいを目安に行うと効果があります。


③日常生活の改善

仕事で使うデスクや椅子の高さを変えたり、正しい姿勢で作業する事を心がけてください。また一時間に一回は作業を止め体を動かすなど休憩をこまめにとってください。


④作業動作の改善

荷物を運ぶ際に腰を曲げ前屈姿勢で持つよりも、一度しゃがんで荷物を抱えるようにすると腰の負荷がかかりません。作業動作を変えると予防になります。



以上が予防になりますが、痛みが長期間続いている、食欲が落ちている、体重が減った、発熱がある、体温が高い、安静にしていても痛い場合などは病的な場合があります。その際は早急に専門医、病院等に受診してください。

肩こりとは首や肩、背中に痛みや鈍痛、圧迫感、倦怠感があるものを肩こりといいます。またひどくなると頭痛や吐き気、腕のしびれなどが現れる場合があります。


原因としては姿勢不良による筋緊張や血行障害、筋肉疲労などの肉体的な原因とイライラやストレスなどの精神的な原因があります。運動不足や作業姿勢、冷房、寝不足などは特に筋肉に悪影響を与えます。


また肩こりで一番怖いのが、肩こりだと思っていたら、実は重篤な疾患であったというのがよくあります。過去に林接骨院でも肩こりの相談を受け診察をすると異変があったため、提携先の病院で精密検査(CT,MRI検査)を受けていただきました。


診断の結果は頸椎ヘルニアで、その他頭蓋内疾患も併発しているという結果でした。またその他にも変形性頚椎症、心臓弁膜症やといった場合もあり、発見が遅れる大変怖い病気もありますのでただの肩こりと侮らずに早めに医療機関に受診してください。


日常で行える治療法としては…。


①マッサージ療法(筋肉の血流を改善させ、筋緊張をやわらげる。僧帽筋を中心にマッサージを行うと効果があります。また強くマッサージを行うと筋繊維を痛めるので注意してください)


②温熱療法(蒸しタオルを背中にかけて温める、入浴で身体を温める、交互浴など※)

※交互浴とは冷水(30秒/30℃以下)と温水(3分/40℃)を交互に入る入浴法で一回の入浴で焼く3~5回程行うと筋肉が弛緩されます。また疲労回復、リラックス効果なども期待できます。冷水はシャワーで代用するといいです


③薬物療法(湿布薬や塗り薬が効果的。但し市販のシップ薬や塗り薬を使用する場合は薬剤師、医師にご相談の上、使用してください)


④安静にする(首は常に頭部を支えているので、睡眠をとる事により頚部周辺の筋肉は休まるのでしっかりと休んでください。横になるだけでもかなり楽になります)


普段の生活で予防する事は…。


①同じ姿勢を長く続けない。(パソコン作業では、目線が下になるように位置を調節、背筋を伸ばして椅子に深く腰掛け1時間に1回は伸びをするなど)


②適度な運動や体操をする(ウォーキングやサイクリング、水中ウォーキング、ストレッチ、ラジオ体操などがおすすめ)


③運動(筋トレ)療法(筋力強化、腹筋、胸筋、インナーマッスルなどを中心に強化すると姿勢維持に効果があり前傾姿勢になりにくく、肩が凝りにくくなります)


④睡眠をしっかりととる(睡眠をしっかりとることにより筋肉の疲労回復が期待できます。目安は7~8時間)


⑤寝具の改善 (枕をしていなかったり、マットレスがない状態は筋肉に負担がかかります。枕は自分の頭頚部の形状にあったものを選び、マットレスはしっかり耐圧分散がされるものを使用してください)


本来規則正しく適度な運動をしている方は肩こりは起こりにくいですが、現代ではスマホの普及や仕事でのオーバーワーク、睡眠不足などで肩こりは多くなっています。肩こりにならないためには、まず日常生活の改善からはじめましょう。


加齢や日本人特有の体形(なで肩)など解決できない原因もありますが、まずは出来ることから行ってください。また頭痛や手足のしびれ、動機息切れなどが併発している場合は肩こりではない可能性がありますので早めに医療機関へ受診してください。