大阪万博EXPO2025 レポート

<概要>

先日大阪万博EXPO2025に行って来ました。万博のテーマが「いのち輝く未来社会のデザイン」という事だったので、未来の生活や医療の形というものがどんなものなのか楽しみだったので、行ってきました。


開催期間は2025年4月13日 ~ 10月13日の184日間。開場時間は9時 ~22時となっていますが今後変更(23時終了?)される可能性があります。


場所は大阪府大阪市此花区夢洲。よくニュースで取り上げられていますが旧万博会場と間違える事があるみたいです。したがって海側にある「夢洲」が今回の万博会場で、山側にあるのが旧万博会場の「万博公園」です。お間違えの無いように♪



<万博へ行くための事前準備>

大阪万博へ行く方法は個人と団体(旅行会社・阪急交通,JTB、HISなど)があります。今回は個人で行きましたので、個人での方法を紹介したいと思います。これがかなり手間なので詳しく説明したいと思います。


(チケット購入)

チケット購入は、オンライン(ネット予約)にて予約を受付けています。お支払い方法はクレジット決済またはコンビニ決算があります。手順としては…。

大阪万博公式ホームページのサイトに入る

電子チケット購入をクリック

いくつかの項目に同意をチェック(詳細文書を最後までスクロールしてください)

「同意する」をクリック

仮万博IDメールが届く

万博ID、パスワード登録

個人情報入力(この際メールアドレスを設定しますが、当日スマホを持っていくのであれば、スマホのアドレスの方がいいです)

チケット購入(来場時間は出来るだけ早く設定してください。混雑していても開場時間直後がベスト!理由は後ほど説明します)

お支払い方法選択(クレカ、コンビニ決算等)

完了

ここまでがチケット購入の大まかな流れとなります。また運営側の不具合(Wi-Fi、サイトダウン)などでデジタルが使えなくなることもあるので、電子チケットを印刷(QRコードスクショ)しておく事をお勧めします。パビリオンの予約はこの後に行います。


※詳しくはサイト内にあるチケットの購入から入場までの流れに書いてあります。



(パビリオン予約)

チケット購入完了後、次にパビリオン予約を行います。先ずサイトの上TABにあるマイチケットログインに入り、万博ID、パスワード入力を入力、ログインをクリックするとメール認証画面になります。設定したメアドにパスワード(6桁数字)が届くので、ワンタイムパスワードを入力してください。※5分以内

次に予約・抽選申し込みを選択、次画面にて2ヵ月前予約、7日前予約、3日前予約、当日予約の申し込みがあります。申込み可能な予約は赤文字で表示されるので、それをクリックして下さい。

※詳しくは公式サイト内EXPO2025デジタルチケットページにある予約・抽選の申し込み方法に書いてあります・


(2ヵ月前予約)

来場日の3か月前から2か月前の前日まで申し込み方法で、第一希望から第6希望まで選択出来るみたいですが、私は1ヵ月前に予約したので詳細は不明です。


(7日前予約)

来場日の1か月前から8日前まで申し込み方法。第一希望から第6希望まで選択そのうちの1つが当選となります。私はPASONAとオランダのみで別々の時間帯で応募、結果オランダが当選しました。


(3日前予約)

この3日前予約は特に要注意で、こちらは先着順となっています。開始は3日前の午前0時ですが、その時間では遅いようで、開始1時間前(23時)にはサイトに入り待機をしていなければサイトに入場する事が出来ません。スタートダッシュが決まらなければ、ほぼ取れません。(一人だけなら可能かも?)


ちなみに私は1時間前で五千人待ちの状態で0時30分にサイト入りしましたが全てダメでした。またPCよりスマホ(タブレット)の方が早く入れるみたいです。ご参考までに。


(当日予約)

当日予約は入場ゲートを通り10分経過した後、取れるチケットです。ここがポイントで、早く入場する人ほど希望通りに取れるみたいです。これが開場時間直後に人が集中する理由かと思います。また当日予約はスマホより会場内に設置された予約端末の方が取りやすいみたいです。


当日予約は1回のみの抽選予約ではなく、当選したパビリオンの時間が終了した時点で次の当日予約が可能になるので何回でも応募出来るので是非チャレンジしてみて下さい。


以上がパビリオンの予約方法となります。どの予約も1つしか取れませんが上手くやれば最大4つ予約確保出来るみたいです。ここまでが、チケット購入、パビリオン予約の流れになります。この際に公式サイトより公式アプリをGoogle、apple、lineよりダウンロードしてIDの紐づけを推奨します。


正直デジタル疲れで、かなり疲弊しますがここまでを頑張ると当日は楽に楽しめるかと思います。



(持ち物)

帽子、飲み物は必須で、その他、日焼け止めクリーム、日傘、ハンディーファン(手持ち扇風機)雨合羽、軽食(お菓子等)等も用意した方がいいです。また会場内はキャッシュレス(現金使用不可)、アプリ、写真などでスマホフル活用なのでモバイルバッテリー(予備バッテリー)も用意しておいた方がいいです。


会場内の移動ですが、公式サイトに会場内MAPがあります。こちらはGPS機能で移動案内があるので便利かと思います。しかし、WiFi環境やバッテリーの問題もあるので紙のMAPも用意しておいた方がいいです。


ちなみに個人で会場内MAPを作成されている物もあり、特に役立ったのは、つじ@万博4/8回目さんが作成されたMAPです。各パビリオンの予約、自由入場等の記載がありますのでとても役に立ちました。ご参考ください。


つじ@万博4/8回目

@t_tsuji

https://x.com/t_tsuji



<交通>

(車)

車は駐車場代(5000円)、帰りが疲れる、駐車場が遠いなどデメリットの方が多いので、

割愛させていただきます。

あえてメリットを言えば荷物運搬が楽な事と、西ゲート入場で空いているぐらい?です。


(ツアーバス)

大阪駅、京都駅等から発着があります。京都駅からは2000円ぐらい。メリットは西ゲート入場(空いている!)、帰りはゆっくり寝れる、荷物の運搬がラクチン!です。

デメリットは運行時間(最終19:00)の為、夜のウォーターショーなどは観覧出来ません。

詳しくは…

(京阪バス)  https://www.keihanbus.jp/expo2025/expoexpress_kyoto/


(公共交通機関)

最もコスト面は安いです。また時間も自由に出来るメリットはあります。しかし帰りが疲れるのがデメリットです。京都からはJRで新大阪又は大阪で大阪メトロ(地下鉄御堂筋線)に乗り、本町下車、大阪メトロ中央線に乗り換え(前方車両の方が乗換スムーズ)、終点夢洲駅で下車します。


所要時間は約1時間で、弁天町から地下鉄乗り換えが最短ルートですが、時間的にそんなに変わらないと思います。料金が安いのは地下鉄御堂筋線経由で、1010円。環状線ルートより200円ほどお得です。


JR京都➡新大阪または大阪(乗換)➡地下鉄御堂筋線(なかもず方面・前方車両)➡本町(乗換)➡地下鉄中央線(夢洲方面)➡到着



<いざ出発‼>

当院からは1時間半ほどで到着ですが、ゆっくりと満喫したいので途中JR新大阪を降り、駅ビル内1Fにある喫茶サンチョさんでモーニングを楽しみました。数カ月ぶりの朝食はとても美味しかったです。ちなみに朝ご飯は食べておいて正解でした。



<入場ゲート>


ウワサ通りの混雑ぶりでした。10時入場指定だったので9時45分に到着しましたが、手荷物検査とチケット確認で実際入場したのは10時20分頃でした。

また並ぶレーンによっては進み具合がかなり違うので、きっちり見極めてから並ぶ方がいいです。ちなみに中央付近はめちゃ混みます。


入場すると、でっかいミャクミャク様がお出迎えをしてくれます。画像は東ゲートのミャクミャク様ですが、西ゲートにも鎮座されてますので、待ち合わせや迷子になった時の目印にするとよいかと思います。



<大屋根リング>

評判通りの超巨大な建物で、場内数か所にエレベーター及びエスカレーターが設置されています。一周回ってみようかと思いましたが、ちょっときつそうだったので1/6だけ歩きました。歩道は上周、下周の二重構造になっており周囲は草花が植えられており晴れた日はとても気持ちよく散歩を楽しめるかと思います。しかし…。

問題はコレ!ニュースなどで言われているユスリカという虫です(画面の無数の黒い物体)

午前中でも、これだけ飛んでいます。特に海側に多いので注意してください。夜はもっとヤバかったです。



<パビリオン>


(アメリカ館)

アメリカ館は自由入場ですが、午前中ですでに90分待ち。午後は120分待ちになっていました。またフランス館も同様で大変混雑しています。もし行かれるのであれば午前中の早い時間、夜のアオと夜の虹のパレードショーの時間が少し空いているかと思います。



(PASONA NATUREVERSE)

今回の万博で最も行きたかったパビリオンです。予約なしでも入れました。しかし午前中で1時間待ちでした。


この施設のコンセプトが「いのち、ありがとう」で、生命や健康、未来の医療が学べる医療従事者や介護福祉関係者は是非とも体験していただきたいパビリオンです。また手塚治虫さんの代表作である鉄腕アトムやブラックジャックを使った説明なので、とてもわかりやすく子供も楽しめる施設です。

IPS細胞で作られた人工心臓。とても小さかったですが、将来全ての心臓疾患が治る可能性を感じました。また心筋シートの展示や未来のカテーテル手術体験(30分?)、身体機能の改善・再生を可能にする装着型サイボーグHALの体験などがあります。


個人的には、自宅に居ながらもう一人の自分が働いてくれる「マスター・リモートシステム」は最高でした。来年には完成してほしいです。



(オランダ館)

ミッフィーとコラボしたパビリオンで、「コモングラウンド」をテーマにした施設です。簡単に言えばオランダは昔から水と共に生きており、その水からエネルギーを授かり生きていく事を体験しながら学べる施設です。

入口で球体をいただきその球体にエネルギーをチャージしていきます。そして最後は…。

オチは行ってから楽しんで下さい♪


出口には売店があり、軽食の他にオランダのお土産やミッフィーグッズが販売しています。

私はサンドウィッチとワッフルソフトを頂きました。とても美味しかったです。

ちなみにミッフィーグッズは午前中にほぼ完売(※6/1現在入荷も無いらしいです)、ニシンのサンドウィッチは不漁のため販売を一時中止されてます。



(GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION)

GUNDAM NEXT FUTURE PAVILIONはアニメ機動戦士ガンダムを使った「未来」をテーマにした体験型パビリオンで、宇宙での暮らしが当たり前になった世界観を描いた疑似宇宙体験が楽しめるようなパビリオンです。出入り口には実物大のガンダムが置かれています。


何気に一番良かったかも♪

こちらは完全予約制で、ほぼ予約の取れないパビリオンですが、実は当日予約でも十分予約可能かと思われます。ただ予約の受付開始が12:00、15:00、17:00、19:00に開放されますが、すぐに満員になりますので、募集開始時間になれば、すぐに申し込みをして下さい。

詳しくはガンダムパビリオン前に記載されています。こちらはスマホでも予約出来ました。



(よしもと waraii myraii館)

笑顔の球体が目印のパビリオンです。行ってないので内容は分かりませんが、球体周辺では皆さん休憩をされていました。球体の中は予約制ですが、特設ステージがあり外からも見れるようになっています。

特設ステージではスケジュールがあえばお笑いショーが楽しめます。吉田裕さんや島田珠代さんら新喜劇メンバーも参加されるみたいです。(珠代姉さん万博であのネタするんやろか…。)



(コモンズE館)

今回最も謎だった施設です。地図にも記載されておらず謎の多いパビリオンでしたが、入り口には甲冑が飾られており、パビリオン内はレジェンド漫画家さんらによる和をテーマにしたイラストが展示されてました。(やっぱ上手い…。)

運が良ければ漫画家さんの直筆サイン会もやっているというウワサもあります。



(e Mover)

万博内を巡回している大阪メトロさんが運営しているバスです。会場内はかなり歩くので移動にとても便利でした。但し乗車料金が一回400円、一日券1000円と絶妙に高い気がします。

大屋根リング海側のリング下を走ってくれるのがとても良かったです。

本来は自動運転の予定みたいだったのですが、乗ったバスはすごく細い道もスムーズにすり抜ける凄腕のベテランドライバーでした。まさにレジェンドです。



<食事>

食事に関しては、各メディアなどが取り上げているような高い印象はなく、ジャパンマルシェや各マーケットプレイス(リングサイド・ウォータープラザ)にあるお店は意外とリーズナブルで楽しめます。高級レストランなどもあるみたいですが、そもそも私自身が高級じゃないので近寄ることがなく、拝見する事もありませんでした。


また色々な場所でキッチンカーもあり食事に関しては、テーマパークでは妥当な価格かなと思いました。写真を記載したかったのですが、医療従事者特有の超早食いをしてしまい記載出来ませんでした。申し訳ございません。


お弁当などは持ち込みOKなので、晴れた日は大屋根リングの芝生の上で食べると気持ちいいのですが、連日報道などでも言っているユスリカという虫が多いので何とも言えません…。(アースさんに期待します‼)


オススメは東ゲート付近にあるJAPANマルシェ内ばらいもさんのミャクミャク焼(ベビーカステラ)、不二家さん(全ての商品がお手頃価格!)です。



<お土産>

物品の販売は各入場ゲート前にあるマーケットプレイス(オフィシャルストア)、それに各パビリオン限定ストアにあります。パビリオン内のストアはパソナ館では鉄腕アトム、オランダ館ならミッフィーグッズというような限定品を販売しています。


オフィシャルストアですが、西ゲートにあるJR西日本ストア、近鉄に行きましたが、人気の限定品は午前中10時半の時点で、すでに販売終了でした。また各ストア入場するのに一時間待ち、会計で10分程度待ち時間があります。


午後にミャクミャクハウスに行きましたが午後3時には閉店、ミャクミャクさんはお家に帰られました。夕方18時頃に東ゲート前オフィシャルストアに行きましたが100分待ちでした。お土産を買われるのであれば、午前中に一店舗と絞っていかれる方が良いかと思います。



<まとめ>

最後に「アオと夜の虹のパレード」を観賞しようと思いましたが、噂のユスリカがヤバかったのと、すでに3万歩以上歩き、心身ともに力尽きたので、帰宅することになりました。

ちなみに駅までは混雑回避の為、大回りをさせるという最後の試練があるのでご注意下さい。


今回の万博は全てデジタル化という事ですが、その割にはサイトに繋がらない(特に午前0時前後)、キャッシュレスはいいがICOCA等の電子マネーが上限2万円のチャージ制限があったり、物品(特にお土産系)が高めなので、その都度チャージポイントに行く手間があるなど逆に不便に感じました。


また、チャージ機が意外と少ない印象で、探すのに苦労するのと、お釣りが出ないので、たくさんの渋沢栄一さんとお別れする事になりました。予め準備をする事をお薦めします。


Wi-Fiに関しては公式サイトよりOSAKA FREE WiFi というのを設定しましたが、はっきり言って使えませんでした。自動接続で多少は繋がりますが、ほぼ5G表示になります。低価格プランの方は十分ご注意下さい。


また当日は気温24℃曇り時々小雨でしたが、何人か救急搬送されていました。前日からキチンと体調を整え、熱中症対策もしっかり行って下さい。


これら様々な問題点はあるものの、個人的な感想は「めっちゃ楽しかった!」というのが素直な感想です。引きこもり歴5年目になりますが、万博だけは、また行きたいと思えるイベントでした。皆様も是非行ってみて下さい。

林接骨院

京都市山科区にある20年以上の実績を誇る接骨院です。京都府と滋賀県の県境にある為、どちらの患者様も多数ご来院されています。 当院ではスポーツ障害をはじめ、交通事故、姿勢矯正、体ほぐしなど様々な疾患に対応しています。 お体の事でお悩みの方は、ぜひご相談ください。